紫外線の種類がわかれば紐解ける今後の日焼け対策と美容へのアプローチ

紫外線の種類がわかれば紐解ける今後の日焼け対策と美容へのアプローチ 美容と健康
UVA、UVB、UVC

皆様こんにちは、美容師のdaiです

今回は、”紫外線(UV)”についてお話します

これをお読みいただいたら、紫外線の事が詳しくなりますよ

因みに、太陽光線の一つが紫外線です

紫外線を出す太陽

紫外線の種類がわかれば紐解ける今後の日焼け対策と美容へのアプローチ

◆UVとは

”UV”とは(ウルトラバイオレット)の略です

紫外線(UV)は3種類あります

  1. UV-A 波長(315nm~400nm)
  2. UV-B   波長(280nm~315nm)
  3. UV-C 波長(100nm~280nm)
  • 光を波(電磁波)として見た時の波の山と山、谷と谷の間の長さが波長です
  • nm(ナノメートル)は10億分の1メートルです(想像がつきません笑)

光の波長

380nm以下の波長を紫外線と呼びます、人間の目では認識できませんが、昆虫は認識できます、凄いですね昆虫!

▶UV-A

長波長紫外線と言います(315nm~400nm)

波長が長いUVAは、肌の奥深く(真皮中層)まで到達しじわじわと肌に様々な影響を及ぼします、サンバーン(紫外線に当たって数時間後から現れてくる赤い日焼け)とサンタン(赤い日焼けが消えて数日後に現れる黒い日焼け)は引き起こしにくい反面、長期で”シミやシワの発生”に大きく関わっています、UVAがまさに老化の大きな原因です、また地上に最も降り注いでおり、UVBの20倍以上と言われております、雲や窓ガラスを通り抜けやすいので、曇りの日も要注意です。

▶UV-B

中波長紫外線と言います(280nm~315nm)

波長が短いUVBは、紫外線エネルギーが高く、皮膚に急激なダメージを与えます、サンバーン(紫外線に当たって数時間後から現れてくる赤い日焼け)とサンタン(赤い日焼けが消えて数日後に現れる黒い日焼け)は皮膚の表層への深刻な影響を及ぼしかねません、UVBは皮膚ガンやシミの原因になります、ただUVAに比べるとオゾン層や雲に阻まれて、地上に到達する量は総紫外線量の約10%ほどです、日傘や帽子等で直射日光に当たらないようにすれば、ある程度は防ぐ事ができます。

▶UV-C

短波長紫外線と言います(100nm~280nm)

UVの3種類の中でも非常に強い化学線になります、UVCは地球上には存在しません、大気のオゾン層によって防がれているので、地表に降り注いでくることはありません、しかし、近年都市部で使われたフロンガス等が紫外線によって分解され、生成された塩素が南極周辺を回る風に塞がれて南極上空のオゾン層を破壊すると言われています、それがオゾンホールです、その結果紫外線量の増加が危ぶまれています。

UVAとUVB

※今回は紫外線の話ですが、波長が長いほどお肌の真皮まで光が到達します、近年LEDを取り入れたお肌の治療が注目を集めています、LEDには様々な光線が存在し、紫外線とは逆にお肌にとって良い方向へ導く一つの手段です

◆まとめ

ここまでで、紫外線の事がわかったと思います

勿論紫外線も長所があり、短時間であれば健康に繋がることもあります

  • 殺菌・消毒作用
  • ビタミンDの生成→正常な骨格と歯の発育促進効果や小腸でカルシウムとリンの腸管吸収を促進させて血中カルシウム濃度を一定に調節します、これは神経伝達や筋肉の収縮など正常に行う働きがあります。
  • 新陳代謝の促進
  • 皮膚抵抗力アップ

このような長所がある紫外線ですが、やはり悪い影響が大きいのは否めません

昔と比べても確実に紫外線量は増えてきています

その代わりにあらゆる紫外線対策アイテムも増えています

UV対策

肌老化(エイジング)の7割が紫外線が原因とも言われている中で、紫外線について理解する事はケアをしていく上で非常に大切な事だと思います。

紫外線とエイジングについて詳しくはこちら!

紫外線対策とエイジングケアとの関係性

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