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髪が蘇るトリートメントの5つの要素とは?選び方をプロがアドバイス!

髪が蘇るトリートメントの5つの要素とは?選び方をプロがアドバイス! 美髪と美顔
トリートメント、髪質改善

皆様こんにちは、美容師のdaiです

今回はご自宅でされるトリートメントについて掘り下げます

自宅でトリートメント

髪の傷みの原因

  • 内的原因・・【加齢、ライフスタイル(栄養不足・睡眠不足・乾かさない・ケアしない)】
  • 外的原因・・【乾かしすぎ、毎日コテやアイロンを使う、頻繁にパーマ・カラーする、紫外線、枕、よく結ぶ】

などが挙げられます

ここで、まず直ぐにできる改善方法として自宅でのトリートメントです

ですが【パサつき、枝毛、切れ毛、軟毛、細毛、クセ毛など】髪のお悩みに対してあまり意味がないトリートメントを使用し、良い結果を得られていないケースが多いようなので、トリートメント選びの注意点を詳しくお伝えできればと思います

髪の傷み

自宅でのトリートメントは、お風呂で使用するインバストリートメント乾かす前に使用するアウトバストリートメント寝る前に使用するナイトトリートメントなど数種類あります

どれも使用するに越した事はないので、迷った時にこの記事が参考になれば幸いです
ちゃんとしたトリートメントを使う事は、立派な育毛活動と言えます

現状の髪質改善と共に将来の髪に困らない為に今からやっておきましょう

是非最後までお読みいただき、ご参考にしてみて下さい▼

※ここでは、使用するシャンプーについては省きます、気になる方はこちらをご覧ください▼
抜け毛と細毛は”アミノ酸系シャンプーで栄養補給しながら”育毛しよう

髪が蘇るトリートメントの5つの要素とは?選び方をプロがアドバイス!

◆トリートメントに必要な5つの要素

髪の断面

・トリートメントは、髪を内部から補修する事がメインで、保湿効果、髪の表面を保護し、ツヤを出す効果もあります、トリートメントをした後は、ハリコシが出て、モッチリし、ツヤが出て手触りが良くなるのが特徴です

・コンディショナーは、保湿効果と、髪の表面の保護効果があります
・リンスは、髪の表面の保護効果があります

コンディショナーとリンスは、一時的に手触りが良くなりますが、内部補修効果が無い為、髪質によっては、持続せず、髪を乾かしただけで、質感が崩れる事もよくあります

では、どのようなトリートメントが良いのでしょうか?

▼【トリートメントに必要な5つの要素】

要素 詳細
1.浸透 どのように浸透させるか? どこまで浸透するか?
2.内部補修 髪の成分であるタンパク質、脂質は補えるか?
3.保湿 必要な水分、油分は補えるか?
4.コーティング 擬似キューティクルは形成できるか?
5.熱反能 ドライヤー、アイロン等がプラスに作用するか?

▶5つの要素に効果的な方法と成分とは

キューティクル

この5つの要素というのは、実はヘアサロンで施術する5000円以上のトリートメントによくある流れと成分です
これでも少し端折っていますが、サロンでするトリートメントが何故良いのか?と言うと、この5つの要素を網羅しているからです

要素 効果的な方法と成分
1.浸透 ナノ化されている、超音波アイロンを使う、水素を利用するなど、髪の内部まで浸透(薬事法上)キューティクルより内側のコルテックスまで浸透しないと意味がない←この表現はできない
2.内部補修 システイン、加水分解ケラチン、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、PPT、白金、リジン、グルタミン酸、CMC、卵黄油、セラミド3
3.保湿 セラミド2、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、植物油、スクワラン、サガラメエキス、ラノリン
4.コーティング キトサン、エチルヘキサン酸セチル、オレイン酸オレイル、ハチミツ、植物油、ポリクオタニウム、ラノリン
5.熱反能 ヒートアクティブ成分、ヒートプロテクト成分である加水分解シルクや低分子ケラチン、エルカラクトン

では、ご家庭用で使用するトリートメントの場合、この5要素が含まれたトリートメントはあるのか?
という事になりますが、あります、全ての成分が入っている事はないですが、各要素に該当してくる成分がいくつか入っているものがあるので、その時点で良いトリートメントの部類になります

また改めてご紹介させていただきますが、今回はトリートメントの定義みたいな考え方をお伝えできればと思います

▶トリートメントの選び方

トリートメントの選び方

トリートメント選びで注意しなければいけない点は、トリートメントに必要な5つの要素の2と3の内部補修と保湿の成分がちゃんと入っているかどうかです

裏の配合成分を見て下さい、水から順に配合量の多い順に記載されています

トリートメントは内部補修する為のものですが、あたかも髪質が改善したかのように感じさせる質感にする成分しか入っていないものは、コンディショナーか、リンスという位置づけになります

内部補修をしない限り髪質は良くなりません

ここで、2つポイントです

▷(界面活性剤とシリコン)

この2つの言葉は聞いた事があると思いますが

  • 界面活性剤・・界面(互いに性質が違う2つの物質が接する面)トリートメントの場合は、髪と油分(カチオン界面活性剤)水と油(ノニオン界面活性剤)を馴染ませる作用がある
  • シリコン・・髪をコーテイングしてツヤを出す作用や熱や摩擦から守る作用がある
カチオン界面活性剤 セトリモニウムクロリド、ステアリルトリモニウムクロリド、ベヘントリウムクロリド、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジメチルアミン
ノニオン界面活性剤 製造上必要なので省きます
シリコン ジメチコン、アミノプロピルジメチコン、アモジメチコン、シクロペンタシロキサン、シクロメチコン、ジメチコンポリオール、ポリシリコーンなど

上記成分がただ悪いという話ではなく、トリートメントを製造する上で必要な成分もあるので、上記がメインの商材はトリートメントではないという事と、使用しても髪は良くならないという事です

これらの成分は、毛穴に詰まると抜け毛の原因にもなります

コンディショナーとリンスは、(付けたら放置せずに直ぐに流して下さい)や(頭皮には付けないで下さい)というのは、そういう意味があるからです

本当に良いトリートメントは、内部補修と保湿の成分がしっかりと配合されています

毛髪補修成分配合のヘアトリートメント【柑気楼ケラチナリペアコート】

◆まとめ

髪質改善

トリートメントの重要な5つの要素と選び方のコツがお解りになられたかと思います
大事な事は何がどのくらい配合されているか?です

修復成分や天然成分、刺激の少ない成分は抽出、製造の時点でコストがかかりますが髪質は改善されます、そして手触りも当然良くなります、その代用成分、類似感触を柔軟剤等を基にして製造されたのが、効果のないトリートメントです、頭皮や髪に良くないのも当然です

これを機に髪が蘇る事を願っています。

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